第6回マンション建替士試験/願書締切迫る/10月23日迄


マンションのストックは、国土交通省の推計では、令和4年度末現在で約694万戸、このうち旧耐震基準に基づき建設されたものは約103万戸となっており、南海トラフ巨大地震や首都圏直下地震等の巨大地震発生が切迫している中、特に既存のマンションの耐震改修や建替えによる耐震化については、緊急を要する課題となっています。
このため、平成26年に「マンションの建替え等の円滑化に関する法律」が改正され、①マンション敷地売却制度及び②容積率の緩和特例が創設されたほか、令和2年6月の改正により①及び②の対象となる除去の必要性に係る認定の対象の拡充(令和3年12月20日施行)、並びに、団地における敷地分割制度の創設(令和4年4月1日施行)がされたところであり、これによるマンションの建替え等の促進が期待されています。
こういった情勢の中、建替えの専門家である「マンション建替士」の活躍する機会が益々増えるものと思われます。